「言葉の選び方」

オリンピックでもたびたび誹謗中傷が騒がれているが、難しい問題だなぁと思う。「バカ」やら「死ね」みたいな言葉であれば一発アウト。ブロックして法的措置を取る形でOKかと思うが、「〇〇はこうすべきだったのではないか？」といった、悪意のない指摘を様々な角度から受け続けることもまた、結構メンタルにくるのである。おじさんも仕事でドッジボールの審判をやることも多々あるのだが、例えば服にかすった、髪の毛にあたったというケースは多々あり、判定が微妙なのである。「アウト」といえばセーフと感じた人から「今のはセーフじゃない？」と言われ、「セーフ」といえば「今のはアウトでしょ」と言われるのだ。それを見ている人が増えれば増えるほど、ましてやオリンピックとなれば世界規模になり、切り抜かれて「世紀の誤審」と言われ、「出た！あの審判」と続いていくわけで…指摘することそのものが悪いとは言わないが、どんな人に対しても、配慮とリスペクトを忘れず、その上で発信してほしいなぁと思うおじさんであった。もちろん今お騒がせの芸能人のSNSのあの発信はドン引きやけど。